チャド茶団

雑記ブログ。ゲーム・アニメなどの話題多め。

ONE PIECE FILM RED 感想

※ネタバレありです

もう大分前の話、マルイでやっていたQRコードの福引で見事にA賞のワンピース:フィルムレッドの鑑賞券を引き当てた。

ワンピースは連載当時ジャンプで空島辺りまでは読んだ記憶があるけどほとんど内容は覚えていない状態。一人で観ても微妙なのでワンピース知識そこそこの友人に同行を依頼して鑑賞してきた!

ナミさんまだあの棒使ってる!とかロビンの声リツコさんなの!?とかブルックの戦闘シーンかっこよすぎるだろ!とか名前聞いたことあるけどフランキーとジンベエって仲間だったんかい!など麦わらの一味についても懐かしさと浦島太郎感のダブルパンチ!

これまたよく聞く上に個人的に声に出して言いたくなる名前であるトラファルガー・ローの動いているところを見れたことに謎の感動も。あくまで付き添いらしいが楽しむ気満々の格好で草。

そして初見ながら圧倒的にナイスキャラぶりを発揮していたバルトロメオ。鑑賞後に友人にキャラの詳細を教えてもらったら更に愛おしくなった。かわいい。

他にもコビーがワープ進化しててたまげたり覇気ってなんだ!?と驚いたり黄猿はあのデザインであのキャラは大丈夫なんですかー!?と不安になったり、ちゃんとストーリーを追ってるファンとはまた違った楽しみ方が出来たと思う。友人はブルーノの出番が多くて喜んでました。

ウタもデザイン含めていいキャラだったな。何より名塚佳織の元気っ娘ボイスを久しぶりに聞いた気がしてそこもとてもよかった。

 

反面ストーリーそのものはイマイチな感じが強かった。大体ウタを置いていったシャンクスが悪くね?っていうのが第一印象。

島に残るか葛藤がありつつもシャンクス達と行きたいといってたウタをあの惨状で置いていくのはかなり鬼畜だったし去り際に背中向けてみんなで泣いてるのもな・・・。泣きたいのは全部押し付けられたゴードンだよ。

映画の結末を見てもあの決断がよかったとはとても思えずシャンクスなにやってんのと思わずにはいられない。

操られた観客を『仕方なく』どころか積極的に撃ちまくる海軍もなんだかな・・・。

ウタウタの実も初見で回避不能な理不尽能力で、命を削るとはいえデメリットを補うオプションのキノコ、さらに切り札のトットムジカと恵まれすぎてる気が。
と思ったら歌聴いてたやつらがすぐに眠りに入るわけでもなかったりで正直描写がよくわからない点がちょいちょい。

そして散々言われているであろうウタの歌唱シーンの多さ。多いとは聞いてたけど本当に多かった!

開幕、新時代のライブシーンは「さすが映画!」となる熱量で画面に引き込まれたんだけどそのまま2番に突入したときは「えぇ・・・」となったわ!

1番→間奏中に海賊乱入→ウタが戦闘しながら2番

とかでよかったんじゃ・・・。せめて全体通してあと2曲くらいは削ってほしかった。

 

まとめとしてはストーリーは一部微妙に感じてしまうところもあったけど、現状のワンピースを全く知らない人間も観ても十分に楽しめる内容だったと思う

黒の組織と同じでシャンクスが出てくるってだけでなんとなく観たくなるよね!アクションシーンもかっこよかったし(特にブルックの居合)オールスター感全開のラストバトルだけでも観に行った甲斐はあった!