チャド茶団

雑記ブログ。ゲーム・アニメなどの話題多め。

【感想】7年後で待ってる【Switch】

もう結構前に同僚のフィリピン人に「コレオモシロイヨ!」と教えてもらったがプレイすることなく数年経過。その後Switch版が発売されたのを見て「これはあの時の!」と購入したものの結局プレイせずに積んで3年。ようやくプレイ開始だぜ!ちなみに同僚はとっくに退職した。

※以下ネタバレありです

プレイを始めてまず驚いたのがそのボリューム。「雰囲気ゲーっぽいし2~3時間で終わるだろ」と軽い気持ちで始めたら全然終わらない。しかもテンポがよくて全然やめられない。何よりストーリーが面白くてやめられねぇ!

とにかく徹頭徹尾ストーリーが最高なゲーム。それを彩る演出、音楽、キャラたちも抜群。

多少複雑なストーリーではあるんだけど解説が丁寧なためプレイヤーが置いてけぼりになることはない。主人公であるハルトが優秀で、ちゃんと会話中で疑問に思ったことは質問してくれる。プレイヤー側が「どういうこと?」と思った瞬間ハルトもちゃんとそこを疑問に思ってくれるのでシンクロ率が高く気持ちいい。「言葉は不要か・・・」じゃないんだよ!ちゃんと会話しようぜ!それでいて理解力も決断力もあるのでストレスフリー。

本編ラストで7年前に戻ることを決めるハルト、そしてハルトより先にアオイがタイムリープしていた、という事実が明かされるシーンは演出も相まってかなりシビレた。しかしあの本編の感動のラストシーンからアオイの真の戦いが始まるとは・・・。見ていて辛くなる場面も多かったがアオイを支えてくれるキャラたちがみんな優しくてこっちまで救われた。門真さん本編だけだと狂人のまま終わったけどエピローグとサイドストーリーで盛り返しすぎだろ!

ストーリー内にはプレイヤーの思考のミスリードを誘うような演出が多くて劇中のハルトじゃないけど誰が本当のことを言ってるか分からなくなるのもうまかった。ところどころホラー感もあったし、ハルトやアオイの存在が虚構なのかも疑ったし、カケルがタイプリープしてると思ったし、院長が黒幕だと思ったし市木先生が未来のハルト説まで勝手に妄想してたが全然そんなことはなかったぜ!病院内の言動が怪しいモブとか全部なんだったんだよチクショウ!しかし本編含めクリア後のサイドストーリーまで全て鑑賞すると本当に何から何までスッキリするような読後感が素晴らしい。

個人的には院長とカンナの関係性や物語が大好き。本編プレイ中もアヤト主人公じゃんコレって思ったけどサイドストーリーのラストをアヤトとカンナの物語で締めてくれたの本当に最高だった。やっぱりハッピーエンドは最高だよな・・・!

でも一番かわいいのはサキだと思う。何から何までかわいすぎると思うのよ。